インストール
はじめに
-
以下のコンテンツは、2014年3月時点における東北大学大学院理学研究科 流体地球物理学講座のページを、web管理者の許諾を得てコピーしたものです。
- 従って、以下のコンテンツは講座メンバーをはじめ様々な方々の協力・助言・激励によって作成されたものです。
- 今のところ情報は古いままですが、講座ページとは独立して今後少しずつ更新を行う予定です。
- 講座ページとは適宜同期を行うなど、今後も協力関係を保って行けたらと思います。
- 内容に間違いがありましたら、小玉 までご連絡ください。
目次
GrADSのインストール法
Intel/Linux (バイナリインストール)
-
http://grads.iges.org/grads/downloads.html からLinux-i686をダウンロード
-
2012年6月28日時点では2.0.1が最新みたい。
- 違うバージョンの場合は、ファイル名を読みかえること。
- sourceを選べばソースインストールも可能だが、ライブラリがたくさん必要なので面倒かも。
-
インストールするディレクトリはどこでもOK。
- 以下の例では/usr/local/lib/以下にインストールする。このような場合はsu権限が必要。(パーソナルな使用ではrootの必要なし。)
- ちろん/usr/local/lib/以外にもインストール可能だけど、パスを通さないと -bash: grads: command not found とでるだけ。
-
2012年6月28日時点では2.0.1が最新みたい。
-
ダウンロードしたファイルを適当な場所に解凍(後でrmしても問題ないのでお好きなところにどうぞ、、、)
tar xvf grads-2.0.1-bin-i686-pc-linux-gnu.tar.gz
-
bin以下のファイルをインストールしたいディレクトリへ移動(ここでは /usr/local/bin/)
mv grads-2.0.1/bin/* /usr/local/bin/
-
スクリプトファイルとFontやMapファイルをダウンロードし、適当な場所に置く(ここでは /usr/local/lib/grads/)
cd /usr/local/lib mkdir grads cd grads wget ftp://cola.gmu.edu/grads/scripts/* wget ftp://cola.gmu.edu/grads/data2.tar.gz tar zxvf data2.tar.gz
-
環境変数の設定
-
/etc/profile 又は ~/bash_profile に以下を追加
### /usr/local/bin export PATH="$PATH:/usr/local/bin" # GrADS export GASCRP="/usr/local/lib/grads"
- 以上に書いてある通りにすれば入るはず。(実際入りました。)
-
/etc/profile 又は ~/bash_profile に以下を追加
Intel/Linux (ソースインストール・上級者向け)
- 丁寧な本家の解説→http://iges.org/grads/gadoc/supplibs.html
- http://grads.iges.org/grads/downloads.html からsourceをダウンロード、解凍
-
コンパイル
./configure make make install
-
configureが終わると関連ライブラリの有無が表示される。
- 存在しないライブラリがあると1.*系では結構ごねた覚えがあるが、2.*系ではそれほど気にしなくてもよさそう。
- bin/ 中にバイナリが作成される。あとはバイナリインストールと同様。
-
configureが終わると関連ライブラリの有無が表示される。
Linux(Fedora Core, Red Hat系)
-
Fedora Coreの場合はyumを使ったインストールが可能
- 以下の作業は適宜su権限で行うこと
-
先にyumを使えるようにしておいた上で(GPGキーのインポートなど)、以下を実行
yum install grads
- デフォルトのインストール先は/usr/bin
- x86_64版なども存在する
- RHEL(or RHELクローン)ではftpなどを使ってrpmパッケージを持ってくる
-
例えばCentOS-4(x86_64)(Fedora Core 3ベース)の場合
-
ftp://ftp.kddilabs.jp/Linux/packages/fedora/extras/3/x86_64/ (←リンク切れ) などから以下のファイルをダウンロード
- grads-1.9b4-11.fc3.x86_64.rpm
- libdap-3.6.0-1.fc3.x86_64.rpm
- libnc-dap-3.6.0-1.fc3.x86_64.rpm
- rpmコマンドを使ってダウンロードしてきたファイルをインストール
- 他に必要なパッケージがあれば、上のファイルの他にも適宜ダウンロードしてインストールすること
-
ftp://ftp.kddilabs.jp/Linux/packages/fedora/extras/3/x86_64/ (←リンク切れ) などから以下のファイルをダウンロード
Mac
以前書いてあった内容ではインストールできなかったため、準備中。 (mac ユーザーなのにすみません、、)