strmem.gsf
名前
strmem() - 文字を保持/取得する
概要
ret = strmem( set, name, str ) ret = strmem( get, name )
説明
この関数は、スクリプト変数を異なるスクリプトで再利用するために作成された。通常はラッパ関数である getstr() と setstr() の利用をお勧めする。
スクリプト変数を保持するため、通常の GrADS 変数を記憶領域として利用する。GrADS 変数はコントロールファイルがオープンされている場合のみ利用可能であるため、このスクリプトも出来るだけオープン後に利用することをお勧めする。何もオープンしていない場合は grads_strmem_dummy.ctl というダミーのコントロールファイルをデフォルトで /var/tmp に作成する。このデフォルトはスクリプト中の
path = '/var/tmp'
を設定することで変更可能である。
何らかの原因でスクリプトが強制終了した場合、ダミーのコントロールファイルが消されずに残ってしまう場合がある。ダミーファイルが残っていると strmem.gsf は動作しないので、スクリプトがうまく動かない場合は
rm /var/tmp/grads_strmem_dummy.ctl
などが有効かもしれない。
引数と戻り値
- set or get
- 文字列を保持する場合"set"、保持した文字列を取り出す場合"get"を指定。
- name
- 変数名
- str
- 保持したい文字列。
- ret
- 文字列を取り出す場合(get)、保持した文字列
ソースコード
- strmem.gsf (必須)
- atoi.gsf (必須)
- itoa.gsf (必須)