設定方法

上のスクリプト集、もしくは自分で作成したスクリプトを使用する方法を説明します (Linux, bash の例)。

はじめにスクリプトを置くディレクトリを作り、デフォルトのスクリプト(cbar.gsなど)をコピーします。例えば /home/mydir/gscript にスクリプトを置くとすれば、以下のようにします。

[mydir@hosts] mkdir gscript
[mydir@hosts] cp -r /usr/local/lib/grads/* gscript/

次に、ホームディレクトリにある.bash_profileを編集します。環境変数GASCRPに、スクリプトのディレクトリを指定します。

.bash_profile の内容(例)

...
(省略)
...

export GASCRP=/home/mydir/gscript    ←これを追加

最後に .bash_profile を読み込ませて終了です。これで/home/mydir/gscript にあるスクリプトは、特にパスを指定しなくても実行できるはずです。

[mydir@hosts] source .bash_profile

もし "grid.gs" を/home/mydir/gscript に置いた場合、任意のフォルダからGrADSを立ち上げて

ga-> grid

と入力してみてください。格子が表示されればうまくパスが通っている証拠です。